2016年12月27日火曜日

来年3月合併へ あおば、鵜坂調印式

 JAあおばとJA鵜坂の合併調印式が11月4日(金)、JAあおば本店で行われました。両JAは来年3月に合併し、合併後の名称は「JAあおば」とします。
 式には約70人が出席し、合併推進協議会長の杉林啓一JAあおば組合長が「組合員が合併して良かったと思えるJAを構築したい」、副会長の清水三郎JA鵜坂組合長が「経営基盤の強化へ一丸となって取り組みたい」と挨拶。契約内容が読み上げられた後、両組合長が契約書に署名、押印をしました。

 今年4月、鵜坂側が規模拡大による業務効率化などを目的に、あおば側に合併を申し入れていたもので、合併後の本店はJAあおば本店で、現JA鵜坂本店は出張所となります。

重量や美しさ競う しょうが品評会

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは11月7日(月)、「しょうが品評会」を本店で行い、会員34人が参加。自慢のしょうがを持ち寄り、重量や美しさなどを競いました。
 表彰式では、46品の出品の中からそれぞれの賞が選ばれました。
 主な賞は次の通りです。

▽JAあおば組合長賞=長岡豊▽JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズ会長賞=杉野毅▽重量部門1位=澤井正治(5.0kg)▽ビューティフルフォーム部門1位=前田久栄▽ビューティフルカラー部門1位=河西活性化協議会▽新人賞=横道好美▽特別賞=山口彰夫

2016年12月22日木曜日

JAあおば・鵜坂 合併へ協議中

JAあおばとJA鵜坂は96日、JAあおば本店で合併推進協議会の初会合を開き、平成2931日目途の合併に向け協議が行われました。名称はJAあおばを引き継ぎ、本店もあおばの本店とします。
協議会は両JAから3人ずつ役員が出席し、会長にJAあおばの杉林啓一組合長、副会長にJA鵜坂の清水三郎組合長を互選し、基本方針を決めました。

 合併は経営合理化や基盤強化を図るため、JA鵜坂からあおばへ提案されたもので、610日に「第1回 あおば・鵜坂JA合併研究会」を立ち上げ、96日には名称を変え「第1回 あおば・鵜坂JA合併推進協議会」を行いました。今後は、合併契約やスケジュールなどの細部について話し合いが行われます。

「大きいよ」と歓声 園児が芋堀り体験

 JAあおば女性部大山支部は10月24日(月)、富山市田畠のサツマイモ畑に地元の園児を招き、収穫体験を行いました。
 当日は大庄幼稚園児22人、おおしょう保育園児63人が参加。長靴を履いて畑に入り、軍手をはめた手でつるの根元を掘り進め、サツマイモを掘り出すと「大きいよ」と歓声を上げていました。

 土と触れ合い農業に親しんでもらおうと毎年行っているもので、女性部員たちは「園児の笑顔が見れて嬉しい。今後も永く続けていきたい」と話しています。

新しょうが好評 直売所等で祭り

 JAあおばは10月22日〜23日、各農産物直売所・大山営農経済センターで新しょうが祭りを行い、新鮮なしょうがを求める大勢の人で賑わいました。
 農産物直売所「ほほえみ館」「みのり館」ではJA職員が来場者に新しょうがの新鮮さをアピールし、炊き込みご飯とドリンクの(麗しょうが)試食・試飲も行いました。

 営農課の事務局は「試食・試飲とも好評で、新しょうがの爽やかな香りをより多くの人に食卓でも味わってほしい」と話しています。

2016年12月16日金曜日

一村逸品大賞 前期優秀賞に「麗しょうが」

 日本農業新聞は8月末、各地の農産加工品を紹介するコーナー「一村逸品」から、優れた商品を表彰する「2016日本農業新聞一村逸品大賞」の前期(1〜6月掲載分)審査会を開き、3点の優秀賞を選びました。
 ▽「濃縮ショウガドリンク 麗(うるおい)しょうが」JAあおば(富山市)▽「あっぱれ えびしおせんべい」伊勢萬(三重県伊勢市)▽「AMANERO」JA柳川(福岡県柳川市)

 今後、7〜12月掲載分を対象に後記審査会を行います。年間表彰は中央審査会で前期、後期の優秀賞から大賞1点と金賞2点を決めます。JAあおばの「麗しょうが」が選ばれることを期待したいものです。

連作障害の改善へ 第2回営農教室開催

 JAあおばは10月19日(水)、「平成28年度第2回営農教室」を八尾コミュニティセンターで開き、会員約100人が参加しました。

 田村善光営農経済部長が「JAあおばの直売所は年々売り上げを伸ばしている。皆様には今まで以上に出荷をお願いしたい」と挨拶。講習会では、㈱トーホクとトキタ種苗㈱の担当者が、春に向けたお勧めの品種と栽培ポイントについて話し、㈱生科研営業部の東納栄一郎室長が連作障害について、「発生圃場の原因に合った対策をしてほしい。また、ミネラル栽培の取り組みを提案したい」と呼び掛けました。

太田さんが最優秀賞 あおば渉外ロープレ大会

 JAあおばは10月13日(木)、本店にて「平成28年度JAあおば渉外セールスロールプレイング大会」を開き、婦中支店の太田康介さんが最優秀賞に輝きました。
 4支店の若手渉外担当者が8分間の競技時間で、もうすぐ定年を迎えるJA組合員宅を訪問し、退職金専用定期と年金受取口座予約を推進する等、対応力や商品・サービスの提案を競いました。

 太田さんは「渉外担当者として、これからも顧客ニーズに合った商品を提案していきたい」と話しています。

2016年12月8日木曜日

農作業効率化へ 研修や農機実演

 JAあおば白ねぎ出荷組合は10月12日(水)、「白ねぎ研修会」を(農)あねくら営農組合で開き、関係者14人が参加しました。
 同出荷組合の細川國廣組合長が「機械化を進めている2つの組織が、いかに合理的に生産量を上げているか参考にしてほしい」と呼び掛けました。

 (農)あねくら営農組合の作業施設を見学した後、県農林振興センターの沢田耕一普及指導員が、白ねぎ出荷の品質改善・調製作業について話し、一同は㈲ワイエムアイの圃場へ移動して、農機メーカーが乗用土寄せ管理機の実演を見学しました。

2016年11月29日火曜日

しょうが栽培 収穫へ知識深める

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは10月7日(金)、「しょうが収穫出荷研修会」を本店で行い、会員45人が参加しました。
 まず、杉林啓一組合長が挨拶。同会の浅地忠彦会長が「この会ができ3年目。生産者の圃場を観察してきたが、今までで一番良い出来だと思う。もうすぐ収穫を迎えるが、JAのイベントや直売所にも積極的に出荷してもらいたい」と呼び掛けました。

 県農林振興センター園芸振興班の沢田耕一普及指導員が、収穫の注意点を説明し、浅地会長が自ら持参したしょうがで出荷の際の注意点を伝え、生産者は真剣に聞き入っていました。

大豆生育にばらつき 管内圃場を巡回

 JAあおばは10月3日(月)、管内で生産する大豆の刈取適期を予想するため、圃場巡回を行い、生育状況を確認しました。地域や圃場にばらつきが大きくなっています。

 当JAと富山農林振興センター職員約20人が婦中営農経済センターに集合。婦中・八尾のそれぞれの圃場で目揃会を行い、その後管内20カ所を巡回し、生育状況を確認しました。同振興センターの斉藤祐三子富山南部班長が「今年の大豆(エンレイ)の成熟程度は、9月の長雨の影響により地域や圃場でばらつきが多い。圃場毎に成熟程度を確認し、適期刈取りを指導してほしい」と話しました。

2016年11月17日木曜日

森澤さんが最優秀賞 あおばLAロープレ大会

 JAあおばは9月21日(水)、本店にて「平成28年度JAあおばライフアドバイザーロールプレイング大会」を開き、婦中支店の森澤浩之さんが最優秀賞に輝きました。
 今回は4支店の渉外担当者が15分間の競技時間で、今後の生活設計と他社を含めた保障見直しの必要性を理解いただき、次回にJAから保障見直し説明の機会を得るまでの説明を競うものです。

 森澤さんは「ライフアドバイザー(LA)として、これからもお客様に合った商品を提案していきたい」と話しています。

不祥事を未然に防ぐ コンプラ研修会で学ぶ

 JAあおばは9月21日(水)より、本店にて不祥事を未然に防ぐためのコンプライアンス研修会を全職員・社員を対象に行いました。
 研修会は管理課が担当し、毎年数回に分け行っているもので、JAにおける不祥事の発生状況、コンプライアンスの一般的知識や関連諸規程集の確認の他、パソコンの情報セキュリティ管理についても学びました。

 職員・社員は業務の範囲内だけでなく、私生活においても個人のモラル(倫理、良識)が問われます。常に軽率な行動をしないよう心掛けたいものです。

2016年11月5日土曜日

朝ごはん食べ元気に あおばがトップで活動

 JA富山県女性組織協議会は9月20日(火)の早朝、JAあおばをトップに県内の各駅で「朝ごはん食べよう運動」を行いました。
 毎年行われるこの運動。当JA女性部員や職員14人は、朝早くから握ったおにぎり500個を用意。JR高山線の越中八尾駅と速星駅で通勤や通学の会社員や学生に「朝ごはん食べましたか」と声を掛け、朝ごはんを食べることの大切さを呼びかけました。

 配布を終え女性部員は「食農教育の推進と米消費拡大のためにも、この活動が長く続けばよい」と話しています。

林さんが優等1席 県畜産共進会豚の部

 JA全農とやまは9月16日(金)、富山県畜産共進会豚の部を射水市の富山食肉総合センターで開き、優等賞1席に婦中町の林喜輝さんが選ばれました。
 この共進会は県内生産者の家畜飼養技術の向上と品質改善を目的に年1回行われ、今年は県内生産者が100組200頭を出品。林さんの枝肉は肉付きのバランスの良さなどが高く評価され、去勢豚が上、雌豚が極上に格付けされました。

 全農とやま畜産部は「今後もこの共進会が生産者の研さん、情報交換の場として寄与していきたい」と話しています。

2016年10月26日水曜日

白ねぎ初出荷 規格確認の目揃会

 JAあおば大沢野ねぎ出荷組合は9月8日(木)、白ねぎ目揃会を大沢野花き集荷場で行い、生産者16人が品質向上に向け学びました。
 9月初めに出荷を迎えるこの地区。初出荷する日に出荷規格の統一・品質向上のため毎年行っており、今回は八尾ねぎ出荷組合の3人も加わっての合同研修となりました。
 田林稔組合長挨拶の後、全農富山県本部担当者は販売情勢と販売対策を、県農林振興センター担当者は栽培・収穫調整の留意点などを出荷予定の白ねぎを手にアドバイスしました。

 今年の白ねぎの生育は春先の風の被害もあり少し遅れ、約40トンの出荷を見込みます。

安全運転を呼びかけ 県より感謝状受け取る

 JAあおば女性部大山支部は9月5日、富山県民会館にて行われた「第53回富山県交通安全県民大会」にて、交通安全功労団体として感謝状を受け取りました。
 毎年、春と秋の交通安全運動期間中、女性部大山支部は通勤中のドライバーに安全運転を呼びかけ、手作り新米おにぎり等を配布しています。長年の活動が高く評価されました。

 細田かずゑ大山支部長は「今後も活動を続け、交通安全を呼びかけたい」と話しています。

2016年10月21日金曜日

良質米の流通拠点 待望の完成祝う

 JAあおばの大沢野農業倉庫の竣工式が8月31日(水)に行われ、関係者約40人が良質米の流通拠点施設の完成を祝いました。
 杉林啓一組合長が「大沢野地区で建設の話が出て10年余り、待望の農業倉庫が完成した。地区の施設としてではなく、JAの農業振興の一助として有効活用したい」と述べました。

 今まで使用してきた農業倉庫は老朽化が激しく、地元の組合員から長年建設を要望する声が多く、昨年の通常総代会で建設を承認。JAの育苗、乾燥施設に隣接する敷地で今年3月に着工しました。鉄骨平屋約2,000平方㍍で4万俵の保管が可能。室温13度、湿度68%に保てる空調設備を備えます。

ミネラル米好評 新米祭り賑わう

 JAあおば9月3、4の両日、農産物直売所「あおばの里ほほえみ館」と「あおばの里みのり館」で「あおば舞」新米祭りを行い、大勢の客で賑わいました。
 富山県の海洋深層水を使って栽培した「てんたかく」は販売して2年目。土壌に含まれるミネラル分が増し、味も良いと好評。精米した300㌘キューブ型で350円、10㌔4,600円、玄米30㌔10,800円で販売しました。

 舟津克彦営農課長は「稲が必要とするミネラル分を補うことで成長が促され、味も向上する。ミネラル栽培米を多くの方に味わってほしい」と話しています。

2016年10月12日水曜日

特産品をアピール おわら風の盆で販売

 八尾町中心部の伝統行事「おわら風の盆(9/1〜9/3)」開催に併せ、JAあおば本店前で当JA営農経済部とJAあおば加工ネットによる特産品の販売が行われました。
 JAあおば本店はおわら風の盆の玄関口、JR越中八尾駅前にあり、毎年おわら風の盆の期間には多くの観光客で賑わいます。

 営農経済部は本店前にテントを設置。あおばのお米「あおば舞」やしょうがを使った特産加工品などを観光客にアピールし販売。加工ネットは4地区(大沢野・大山・婦中・八尾)それぞれ特色ある特産品を販売しました。

品質は良好 てんたかく全量1等

 JAあおばは9月1日(木)、婦中農業倉庫で平成28年産米の初検査を行い、早生品種「てんたかく」の126袋(1袋30㌔)が全量1等に格付けされました。
 JAの農産物検査員が8月26日に収穫された玄米を、コメの重さや水分量、粒の大きさや形などを入念に調べ、未熟粒や着色粒が散見されましたが例年よりやや少なく、相対的な品質は良好でした。

 管内では今年、てんたかくが397ha、コシヒカリが2,720ha作付けされ、出荷量はそれぞれ556t、9,464tとなる見込みです。

2016年10月7日金曜日

しょうが栽培 知識深める

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは8月23日(火)、本店で「しょうが栽培研修会」を開き、栽培農家26人が参加。実地研修も行って知識を深めました。
 同会の浅地忠彦会長が「収穫までは2か月余り。管理をしっかり行い、満足いく収穫を迎えてほしい」と呼び掛けました。

 県農林振興センターの沢田耕一普及指導員が9月以降の栽培管理と病害虫の発生と防除を説明し、現地研修では八尾町井田新の澤井正治さんの圃場で、生育状況を見ながら今後のかん水・病害虫対策の必要性を確認しています。

聖典受け取る あおばホール悠凪

 あおばホール悠凪(ゆうなぎ)は8月10日(水)、富山市八尾・婦中地域の浄土真宗本願寺派16寺院でつくる「富山地区婦負東祖」から聖典100冊を受け取りました。
 「葬場用勤行聖典」(A5判63頁)は、葬儀や通夜で訪れた人に仏法に触れてもらおうと初めて制作されたもので、通夜や葬儀の意味、焼香の作法等が紹介されています。

 組長(そちょう)の温井昭典さんと副組長の青山祐証さんは「聖典は宗教のよりどころとなる重要な書物。お通夜で配布し、利用してもらいたい」と話しています。

2016年9月29日木曜日

おわら館2周年 記念イベントで祝う

 JAあおば農産物直売会八尾支部は8月4日(木)、農産物直売所「あおばの里おわら館」(エーコープウィンズ内)で開店2周年記念イベントを行い、大勢の買い物客で賑わいました。
 開店から行列ができ、午前10時の開店と同時に買い物客が店内に詰めかけ、新鮮野菜や加工品を手に取る姿が見られました。
 この日は直売会会員が店内に立ち、地元産の朝採れ新鮮野菜をアピール。目玉商品の大玉・小玉スイカは、親子連れが笑顔で大きさや重さを確かめ購入していました。

 山本勝昭支部長は、「更に売り場を充実させ、集客を図りたい」と話しています。

デイサービス施設 夏祭りで笑顔届け

 JAあおばの自立支援・リハビリ強化施設「デイサービスあおば」は8月8日(月)〜10日(水)、同所で夏祭りを行い、楽しい企画で利用者に笑顔を届けました。
 今年4月にオープンし、現在の利用者は約70人。毎日、暑い日が続くが、「夏祭りで皆さんに元気になってもらいたい」と、スタッフがアイデアを出し合いました。ヨーヨー釣りや紙相撲、輪投げなどのゲームのほか、JAあおば助け合い組織「あいの会」にも協力を願い、ダンスや踊りで楽しい夏祭りを演出しました。

 奥井桂子所長は「たくさんの笑顔が見れ、安心した。これからも新しい企画で施設を盛り上げたい」と話しています。

2016年9月21日水曜日

しょうが・えごま あおば初の効能研修会

 JAあおばは7月25日(月)、八尾コミュニティセンターで「しょうが・えごま効能研修会」を開き農家約70人が参加。薬効や生産によるメリットを学びました。
 当JAは両作物の特産化・ブランド化を目指し、より多くの農家に魅力を知ってもらおうと今回初めて開催したものです。
 厚生連高岡病院の藤田健太郎医師がしょうがについて、「和漢薬でも用いられ、免疫力を高めるなど様々な効果がある」と話し、田中美弥シニア野菜ソムリエが、えごま栽培で収入が拡大するメリットを例に挙げました。

 同JA管内では今年、しょうが約80a、えごま約400aを作付けしています。

心を通わせ 楽しくマッサージ

 JAあおばは7月26日(火)、「JA共済アンパンマンこどもくらぶ」のベビーマッサージ教室を、大久保ふれあいセンターで開き、16組の親子が参加しました。
 この取り組みは出産や育児に関する社会貢献の一環として、子育てに関する情報提供や交流の場を設けることで、くらぶ活動を支援していくものです。

 県厚生連滑川病院の助産師2人が講師を務め、「赤ちゃんとコミュニケーションしながらマッサージをして下さい」とアドバイス。お母さんは赤ちゃんの顔をのぞきこんだりと、心を通わせ楽しくマッサージ体験をしました。

2016年9月13日火曜日

畜産経営の発展へ 畜産協議会が研修会

 JAあおば畜産協議会は7月25日(月)、JA本店で研修会を行い、関係者約20人が参加しました。
 此口幸二会長が「この研修は生産技術の向上を目的とするだけでなく、畜産関係機関と畜産農家の意見交換を行う場とし、今後の畜産経営の更なる発展につなげたい」と挨拶。富山県農林水産総合技術センター畜産研究所の蓮沼俊哉副主幹研究員が、乳用牛の健全な哺育・育成管理を説明し、富山県農林水産部農業技術課の沖村重雄普及指導主査が、畜産クラスターリース事業について話しました。

 質疑応答後には関係者で意見を交わすなど、交流を深めています。

「あおば米」 さらに高品質へ 

 JAあおばは7月22日(金)、平成28年産のあおば米生産推進大会を八尾コミュニティセンターで開き、農家約130人が参加しました。
 杉林啓一組合長が「あおば米の品質向上を図り、販路を拡大し、1円でも高く売るよう努力したい」と挨拶。富山農林振興センターの斉藤裕三子富山南部班長が、暑い夏を乗り切るための水稲の今後の管理について説明しました。

 基調講演では、全農パールライス株式会社の宮崎章常務取締役が最近の米穀情勢について報告しました。

2016年9月9日金曜日

あおばの里みのり館 改装後来場25万人突破

 JAあおばの直売所「あおばの里みのり館」が7月19日(火)、改装後の来場者数が25万人に達しました。平成26年4月の改装から2年3カ月での達成です。25万人目となった富山市下大久保の大坪重美さんに、藤井儀隆専務よりJAあおばの特産加工品と商品券などが贈られました。

 大坪さんは「新鮮な野菜の品揃えが多く、オーガニック野菜があるのも嬉しい。ほぼ毎日利用している」と笑顔で答え、藤井専務は「改装後に来場者も増え、評判もいい。イベントなどで更なる集客を図りたい」と話しました。

小菊出荷規格を確認 JAあおば花き出荷組合

 JAあおば花き出荷組合は7月19日(火)、小菊の目揃会を大沢野花き集荷場で行い、生産者と関係者約20人が参加しました。今年は23,100本の出荷を予定しています。
 小菊出荷のピークを迎える8月(お盆)を前に、出荷規格の統一・品質向上のために毎年行っており、森澤正敏組合長が「毎年、生産者が高齢化のために減少している。

何か生産意欲が出る変化に期待したい」と挨拶。富山中央花き園芸担当者が小菊の県下の情勢を話し、富山農林振興センターの担当者が今後の管理方法を説明しました。

北陸農政局長賞に㈲営農ワイエムアイが受賞!

 第44回(平成27年度)全国豆類経営改善共励会において、富山市大栗の㈲営農ワイエムアイが北陸農政局長賞を受賞し、富山市役所大沢野行政サービスセンターで表彰を受けました。
 大豆の作付面積が21haという大規模にも関わらず、10a当たり収量230㎏、上位等級比率が99%と安定した収量・品質を確保していることが高く評価されました。

 山﨑一正代表取締役は「今後も大豆の2年3作体系の取り組みで、農地の有効活用を図りながらいろいろな栽培に挑戦して収量を高め、経営を発展させたい」と述べました。

2016年8月26日金曜日

作業効率化めざし えごま定植機実演会

 JAあおばは7月11日(月)、富山市馬瀬口の廣瀬康夫さんの圃場で、えごま定植機の実演会を行い、関係者約20人が参加しました。
 富山市及びあおば管内特産物のえごまはいまだ手作業が多く、作業の効率化をめざした機械化の検討がされてきました。えごまによる生産者の収入の増大と栽培面積の拡大等を目的に今年2月、「JAあおばえごま栽培研究会」を発足。昨年の作付面積は2.3haで、今年は栽培試験で機械を使い、4.5haを目標とします。

 平成30年には10haに広げ、同時に「JAあおばえごま出荷組合」(仮称)も設立する予定です。

夢を語れるように しょうが栽培研修会

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは6月28日(火)、JA本店で「第2回しょうが栽培研修会」を行い、会員36人が参加しました。
 杉林啓一組合長が挨拶し、同会の浅地忠彦会長が「しょうががいかに体によい植物か知識を深め、大いに夢をもって語れるようにしたい」と呼び掛けました。
 県農林振興センターの沢田耕一普及指導員が、発芽期から生育期の管理について説明しました。

 実地研修会は前日の雨で圃場状態が悪く、中止となっています。

成政らっきょう 数を確保し完売

 JAあおばは7月2日(土)、「あおばの里みのり館」横で「成政らっきょう直売会」を開き、朝早くから大勢の人が行列を作りました。
 JAあおば管内の大沢野成政らっきょう出荷組合の生産者約15人が計2.2㌶を栽培し、お一人1袋の制限の中で販売を開始。長い行列が続き、用意された510袋(1袋3.5㌔)は完売となりました。
 今年のらっきょうは小粒だが味は上々。同組合の野口章夫組合長は「今年は船峅地区の坂本営農組合が加わり、数を十分確保できた。感謝してこれからも生産を続けたい」と述べています。


2016年8月19日金曜日

直売所20万人突破 道吉さんに記念品

 JAあおばの直売所「あおばの里ほほえみ館」のご来場者数が6月26日(日)、20万人に達しました。2014年6月のオープンから約2年での達成です。20万人目となった富山市東老田の道吉照さんに藤井儀隆専務より当JAの特産加工品と商品券が贈られました。
 道吉さんは「JAの直売所なので、いつも安心して買い物ができる。20万人目の記念品贈呈というのは、初めての経験でびっくりした」と驚きを隠せない様子。

 祝福した藤井専務は、「地産地消の拠点施設として、これからも皆様に愛される直売所となるよう努力したい」と力を込めました。

大沢野農業倉庫 順調に建設が進む

 JAあおばは6月24日(金)、8月完成予定の大沢野農業倉庫建設進捗状況確認を行い、役職員や関係者ら約30人が参加しました。
 現在使用の大久保農業倉庫は老朽化に伴い、昨年の「第14回通常総代会」で新しく取得することを承認。今年3月1日に起工式を行い、順調に建設が進められています。

 設計管理を担当するJA全農とやまの生産資材部施設設計課の松田一夫さんが「工程は基本工程通りに進捗しており、7月末までに内装が完成し、8月から機器等の取り付けや試運転調整を行い、8月末に引き渡しを予定している」と話しました。

2016年8月13日土曜日

農作業効率化へ 研修や農機実演試乗会

 JAあおばグループの「水田フル活用推進大会・農業機械展示実演試乗会」が6月18日(土)、JAあおばの八尾農業倉庫などで開かれ、管内農家及び関係者約200人が農作業の効率化とコスト削減の取り組みに理解を深めました。
 当JAの1億円産地づくり園芸品目であるにんじんについて、富山農林振興センター職員が栽培方法を、全農とやま職員が出荷調整に関するポイントを説明し、農機メーカー4社ごとに展示農機の紹介も行われました。

 その後、(農)ふかだんの圃場に場所を移し農機の実演や試乗会が行われ、参加者は最新機械に興味を示していました。

直売所「ほほえみ館」 開店2周年祝う

 JAあおばの農産物直売所「あおばの里ほほえみ館」の開店2周年記念感謝祭が6月18、19日の両日行われ、多くの買い物客で賑わいました。
 開店前から行列ができ、午前9時の開店と同時に買い物客が店内に詰め掛け、新鮮野菜や加工品を手に取っていました。

 両日、1,000円以上お買い上げの方先着200名様に卵をプレゼント。店内では野菜重さ当てクイズが人気で、Aコープ商品やコシヒカリを大特価で販売。屋外ではフランクフルト、焼きトウモロコシやポン菓子、花苗などの販売が行われ、トラクターとコンバインの試乗(記念撮影)も好評でした。

2016年8月5日金曜日

第1回営農教室 カンカン野菜への取り組み

 JAあおばは6月23日(木)、「平成28年度第1回営農教室」を八尾コミュニティセンターで開き、関係者約150人が参加しました。

 杉林啓一組合長が挨拶し、講習会では富山県農林水産部農業技術課 広域普及指導センターの奥野善久副主幹普及指導員が、とやまのカン(寒)カン(甘)野菜について「富山県の冬は寒く雪深い。この期間に栽培・出荷できるカンカン野菜に是非、取り組んでほしい」と話しました。また、㈱前田種苗店の前田紀夫代表取締役が、おすすめの秋冬野菜について説明を行い、参加者は関心を持って聞き入っていました。

野菜先進地へ 青壮年部が視察研修

 JAあおば青壮年部八尾支部は6月18日(土)、長野県のJA松本ハイランド朝日支所で加工用野菜・軟弱野菜の視察研修を行い、部員8人が参加しました。
 松本ハイランドは地域や気候を生かした野菜、特に加工用キャベツ(刻みなど一次加工を施す)に特化し、当JAが試験的に取り組むミネラル栽培も軟弱野菜で取り入れています。

 当日は、大規模ハイテク野菜生産工場や出荷施設を見学し、出荷体系の講習で「生産から販売までの体制が整備され、後継者も安心して農業に取り組んでいる」との説明に、部員たちは感銘を受けていました。

2016年7月28日木曜日

おまたせ 夕市くん開催!

 JAあおばは6月15日(水)、今年初の「夕市くん」を大山営農経済センターで開き、新鮮野菜を買い求める大勢の客で賑わいました。
 「夕市くん」は、毎週水曜日に開く恒例の農産物直売で、9月を除いて11月まで行います。新鮮野菜や加工品、山菜や切り花が並び、午後3時にスタート。すぐに売り切れが続出する大人気の夕市です。
 常連の方は、「ここに来ると採れたての安心・安全な新鮮野菜が手に入る。この日を楽しみにしていた」と笑顔で語りました。

 冷し中華(エーコープマーク品)の試食等も行われ好評でした。

新副会長に 杉林氏(当JA組合長)

 県JA中央会は6月9日(木)、県JA会館で役員推薦会議を開き、現副会長の伊藤孝邦氏の会長就任に伴う後任に、当JA組合長の杉林啓一氏が選ばれました。杉林組合長は、JA全農とやま本部長などを歴任。人事は6月30日(木)の通常総会で正式に決まり、任期は1年間となっています。

 杉林組合長は「農産物のブランド化と組織改革にしっかりと取り組み、地域農業の活性化と生産者の所得増大に貢献したい」と力強く語りました。

2016年7月21日木曜日

大麦初検査 全量が1等

 JAあおば管内で収穫された大麦の初検査が6月6日(月)、婦中農業倉庫で行われ、検査した30㌧全量が1等に格付けされました。
 JAの農産物検査員が普通小粒大麦「ファイバースノウ」の粒の大きさや形、水分量を調べ、JAと富山農林振興センター職員が今年の品質概況・生育概況を説明しました。品質は総体的に前年よりやや劣るが“平年並み”との評価となっています。

 管内の大麦の栽培面積は前年比34㌶増の196㌶で、収穫は5月24日から始まり、収量は概ね平年並みが見込まれます。

サツマイモ大きくなって 園児が苗植え挑戦

 富山市立大庄幼稚園の園児が5月26日(木)、田畠の畑でサツマイモの苗植えに励みました。
 この日は、3〜5歳の園児24人が参加。JA女性部員からサツマイモ苗の植え方について指導を受けた後、手袋をして畑に入り、「大きくなってね」と、サツマイモのベニアズマの苗を1人2〜3本ずつ畝に丁寧に植えました。

 土と触れ合い農業に親しんでもらおうと、JAあおば女性部大山支部が毎年開いているもので、苗は女性部で700本用意し、草むしりや水やりなど全ての管理を行います。秋にはおおしょう保育園の園児やフレッシュミズ(若いお母さん)も参加し収穫作業を体験する予定です。

2016年7月14日木曜日

大山営農が1位 POPコンテスト

 JAあおばは5月19日(木)、商品の陳列を競い合うPOPコンテストを行い、大山営農経済センターが1位となりました。
 各営農経済センターが商品陳列を行うことで、購買に対する職員意識の向上や職場の一体感醸成を促し、店舗の活性化を図る目的で毎年行われているもので、当JAや全農とやま、農薬メーカーの審査により以下の成績となりました。1位:大山、2位:婦中、3位:八尾、4位:大沢野。

 今後もお客様が見やすく、手に取りやすい陳列を行うなど、サービス向上に努めてまいります。

安崎さんが講演 JAいなば高齢者学級

 5月13日(金)、JAいなば津沢支部の高齢者学級が津沢コミュニティプラザで行われ、当女性部八尾支部助け合い組織「あいの会」の安崎百合子さんが講演を行いました。
 『老けない生き方、暮らし方について』と題し、「人生は暇を作らない、時間を大切にする、心で泣いて顔で笑い、笑顔を絶やさないことが大切」と話し、最後に「ありふれた人生にピリッと一味をつけ、仲間とともに夢を追いながら、楽しく生きましょう」と締めくくられました。

 1時間ほどの講演でしたが、楽しいお話に参加者はこれからの人生を考える上で大変参考になったようです。

2016年6月30日木曜日

田植え体験 関西の親子らが参加

 婦中町千里の水田で5月14日(土)、関西に住むJAあおば産米の消費者らが参加した「田植え体験ツアー」が行われ、親子連れ34人が農作業を学びました。
 当JAと、管内で収穫されたコシヒカリを販売する食品スーパーのイズミヤ(大阪市)が食育の一環で企画。JA全農とやま、農事組合法人ファーム千里が運営に協力しています。
 参加者は田植機の乗車体験をした後、はだしになって約7㌃の水田に入り、昔の作業で使われた「ころがし」で付けられた印に沿って丁寧に苗を植えました。

 子供らは「楽しかった」と話しています。

2016年6月22日水曜日

しょうが栽培研修会 生産者50人が参加

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは5月11日(水)、JAあおば本店にて「JAあおばGINGER GIRLS&BOYSしょうが栽培研修会」を行い、生産者約50人が参加しました。
 杉林啓一組合長が挨拶し、同会の浅地忠彦会長が「今年が初めてという方は、研究を重ねながら自分なりの栽培方法を確立してほしい。2〜3年目の方は、量を増やすことに挑戦してほしい」と呼び掛けました。

 栽培研修会では、県農林振興センター園芸振興班の沢田耕一普及指導員が定植と発芽までの管理・プランター栽培について話し、八尾地区の澤井正治さんが種しょうがの貯蔵について説明しました。

ミネラル資材+深層水 ホウレンソウを試験販売

 JAあおばは同JA直売所で、ミネラル資材と富山湾の海洋深層水を使ったホウレンソウを試験販売し、今後は需要に応えるべく、品ぞろえを増やしていく予定です。
 ホウレンソウは土壌を分析してミネラル分を肥料で補い、ハウス栽培しています。出荷1週間前に、亜鉛や銅、鉄を含む液体肥料を加えた深層水を葉に散布。ミネラル分をより充実させることで、野菜の甘味を増す効果もあるとか。

 現在、JAあおば軟弱野菜出荷組合に所属する大沢野地区の3人で取り組み、みのり館やほほえみ館で7月末まで販売。JA営農課の吉沢匠主任は「有機栽培に比べて、農家の手間を抑えることができる。健康志向の高まりを受け、付加価値のあるものは認知されるはず」と自信をのぞかせています。