2017年12月29日金曜日

しょうが品評会反省会が開催

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは「平成29年産しょうが品評会・反省会」を本店で11月20日(月)に行いました。
 この品評会は、毎年会員同士の意見交換や、出品されたしょうがを見学する場として開催しているもので、今年は15点が出品。表彰式後には、29年産しょうがの栽培反省会と出荷・販売実績の報告が行われました。受賞者は次の通り。

☆組合長賞(1位)=井上二三子 ☆会長賞(2位)=横井洋子 ☆3位=井上和男 ☆4位=嘉指雅子 ☆5位=田中八代榮

八尾産 幻のワインが解禁される

 黒瀬谷地区産のブドウを使った白ワイン『ボンクレールN 36°』が12月10日(日)に解禁されました。
 高級ブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使い、農家と当JAが、毎年共同で製造しています。農家の高齢化で生産量が減少しており、「幻のワイン」とも呼ばれる県内外からリピーターを持つ人気商品です。

 「ボンクレール」はフランス語で『心地よい光』を、「N 36°」は世界のワイン名産地が北緯36度に多いことから。今年は1,241本を仕上げました。詳細は八尾営農経済センターまで。

富山一の和子牛が決まる

 富山県和牛子牛共励会が11月15日(水)、石川県金沢市才田町の北陸三県家畜市場で開かれ、富山県産和子牛の審査会が行われました。
 本会は年に一度、富山県内の畜産生産者が自慢の去勢・雌和子牛を出品し、その体格、骨格、立ち姿などを審査し競い合うもので、今年は計43頭が集まりました。JAあおば管内からは㈱アデア牧場と㈲長谷牧場がエントリー。

 総合表彰では、㈲長谷牧場の雌牛が、骨格や立ち姿、触った時の肉質が特に優れていることが評価され、最優秀賞である優等賞一席に輝きました。優等賞二席には㈱アデア牧場さんの去勢牛が選ばれ、雌の部と去勢の部で共に富山県一となりました。

2017年12月14日木曜日

試験栽培結果と販売戦略を徹底解説

 業務用米の生産推進研修会が、11月6日(月)に、八尾コミュニティーセンターで行われ、約250名が参加しました。
 研修会に先立ち、県農林振興センター富山南部班 齊藤祐三子班長より、試験栽培の結果報告と富山米新品種『富富富』のPRが行われ、その後、舟津克彦営農課長から業務用米の取り組みに関する販売戦略と生産方針の説明が行われました。

 平成30年度は業務用米『ゆうだい21』と『つくばSD2号』の2品種を導入し、安定した受注生産及び所得向上を図れるような体制づくりに努めます。

2017年12月7日木曜日

農林水産省経営局長賞 ㈱原農園が表彰

 農林水産省及び全国担い手育成総合支援協議会の平成29年度 全国優良経営体表彰(生産技術革新部門)で、婦中地区の㈱原農園が農林水産省経営局長賞を受賞しました。
 本賞は、農業経営の改善や地域農業の振興・活性化など、優れた功績を挙げた農業者を表彰するものです。

 ㈱原農園は、新技術の水稲乾田V溝直播を県内で先駆けて導入。栽培技術を確立し、県内農業者へ技術の波及と直播面積の拡大に貢献したことが表彰されました。

2017年12月1日金曜日

ロープレ大会 窓口部門 島田さんが最優秀賞

 JAあおば『ロープレ大会 窓口セールス部門』を、本店で10月27日(金)に開き、各支店・出張所の窓口担当者5人が出場し、うさか出張所の島田真弓さんが最優秀賞を受賞しました。
 本大会は、農林中央金庫と合同で、顧客への提案型セールスの技能向上を目的として開催したもので、来店されたお客様の手続の際に、お客様のニーズにあった商品説明を行うまでの流れを審査し、その得点を競うものです。

 島田さんは「お客様に心のこもった接客ができるよう日々精進したい」と話しました。

あおば印の新しょうが祭り

 JAあおば産しょうがの収穫を祝う新しょうが祭りが、農産物直売所「みのり館」「ほほえみ館」で、10月14日(土)、15日(日)に開かれました。

 特設コーナーには、管内で生産された新鮮な新しょうがと一緒に、今年4月から新販売したしょうがカレーなどの加工品が並び、店内では、JA職員と「あおばのじんちゃん」が、来店客へしょうが味噌入りのおにぎりとしょうがを使った特製レシピを配布。2日間で約600袋の新しょうがを販売し、あおば印の新しょうがをアピールしました。

2017年11月22日水曜日

シャクヤク苗の適期定植を呼び掛ける

 JAあおば花き出荷組合は、シャクヤク定植に向けた講習会を10月18日(水)に大沢野花き集荷場で開き、新規生産者を含む16人が参加しました。

 森澤正敏組合長は「『シャクヤクといえばあおば』と言われる産地を目指し、皆様と頑張っていきたい」と挨拶。講習では、県農林振興センターの古川静子普及指導員が、ほ場の選定やうね立て等の事前準備の説明やシャクヤク株の適期定植を呼び掛けました。講習後は、防除試験について、残渣・薬剤処理の有無による被害割合の調査報告が行われました。

夏播きにんじん収穫現地研修会 大規模経営検討会も同日開催

 JAあおばにんじん出荷組合は、夏播きにんじん収穫作業の現地研修を11月6日(月)に行い、にんじん生産者約20名が参加しました。
 研修は大沢野地区の西村義仁さんのほ場で行われ、始めに、にんじん『愛紅』の出荷規格の要点が説明されました。その後、株式会社クボタの担当者から、にんじんハーベスタ(収穫機)の操作説明と収穫作業を実演。生産者は実際に収穫されたにんじんで、出荷規格を確認していました。

 また、同日には、にんじん大規模経営現地検討会も開催。今年から(農)ふかだんと(農)横樋営農組合に導入された洗浄機や選別機等の施設見学会が行われた他、大規模化ほ場選定の確認事項や排水対策の重要性が呼び掛けられました。

2017年11月16日木曜日

しょうが研修会 「洗い」の徹底を呼び掛け

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは、しょうが収穫出荷研修会を10月3日(火)に本店で開き、43人の会員が参加しました。
 杉林啓一組合長の挨拶の後、同会の浅地忠彦会長から「出荷において重要な「洗浄」を徹底してもらい、『あおばのしょうがは綺麗で美しくておいしい』と言われるようご協力をお願いしたい」と呼びかけました。

 研修では、県農林振興センター及びJAあおばの各担当者から、収穫の注意点解説と、会場に用意されたしょうがの洗浄から袋詰めを実演し、会員と出荷要点を確認しました。

2017年11月9日木曜日

JAあおば野球部 1部グループに出場

 平成29年JA親睦野球大会が9月30日(土)から開催され、JAあおばは1部グループへ出場。JAとなみ野を相手に、抽選へもつれ込みましたが、惜しくも初戦敗退となりました。
 JAあおばは打線が爆発し、初回に4得点を得る快調な滑り出し。しかし4対1で迎えた4回、相手打線が追いすがり3失点。4対4の同点となり、抽選の結果、敗戦となりました。 

 JAあおば野球部は「初回は今までで一番理想的な立ち上がりだった。次は守備面を強化し、一から頑張りたい」と話しています。

大豆適期確認会 適期収穫を呼び掛ける

 JAあおばは10月4日(水)に、管内で生産されている大豆の刈取適期予測のためのほ場巡回を行いました。
 当JAの営農相談員と県農林振興センターの担当者が、婦中地区のほ場で刈取適期の目合わせを行った後、4地区それぞれの大豆ほ場を回り、地区ごとの品質状況と水分量をチェックしました。

 今年は6月の低温期及び8月の多雨により、地域やほ場ごとの成熟の進み方にばらつきがあるため、ほ場巡回と共に、生産者に適期収穫を呼び掛けました。

2017年11月2日木曜日

えごま収穫開始 試験も大詰めへ

 JAあおば管内で試験中のえごま直播栽培の収穫が10月3日(火)に始まり、各地区で機械での刈取作業が行われました。
 当JAでは、3年前から、作業の効率化を目指して、えごま栽培の機械化に向けた試験を行っています。専用のコンバインで収穫されたえごまは、天日干しや機械で乾燥した後、10月から11月下旬にかけて出荷されます。

 10月6日(金)には、出荷基準の目合わせ会も開かれ、生産者は、担当者から調整作業等の説明を聞きながら、疑問点を質問していました。

白ねぎ目揃え会 出荷開始

 JAあおば大沢野ねぎ出荷組合は白ねぎの目揃え会を9月12日(火)に行い、同地区の生産者へ出荷規格と病害虫防除の講習を行いました。
 9月に出荷が始まる本地区では、毎年初出荷を行う日に、生産者に向けて出荷規格の確認を行っています。
 田林稔組合長の挨拶の後、県農林振興センターの担当者から、今年の白ねぎ生育概況が報告。また、軟腐病等の病害虫防除と収穫作業時の留意点の解説が行われました。

 今年のあおば管内で生産される白ねぎは約47トンの見込みです。

2017年10月26日木曜日

あおばLAロープレ大会 矢郷さんが最優秀賞

 JAあおば主催のLAロールプレイング大会が、本店で9月22日(金)に行われ、八尾支店の矢郷竜也さんが最優秀賞を受賞しました。
 あおば各支店から選抜された4人のLA担当者が、競技時間15分の間に、建物共済の必要性と新建物共済の仕組み改定について説明し、次回にJAから保証の見直しを提案する機会を得るまでの一連の説明を競うものです。

 矢郷竜也さんは「支店の皆様の協力があってこそ。賞をもらったことを励みに今後も頑張りたい」と語りました。

新品種『富富富』と業務用米 収穫が開始

 JAあおば管内のほ場で試験栽培中の富山米新品種『富富富』と「業務用米」の収穫が、9月15日(金)から始まりました。
 新品種『富富富』は、良食味かつ低い草丈と太い茎を持ち、倒伏や高温、病気に強い特性があります。今年、婦中地区のほ場で行われた試験栽培は、当JAと県農林振興センター等関係機関が主導で、高品質の栽培技術確立のため行われました。JAあおばではこの『富富富』を使ったおにぎりの無償配布を、11月開催の農業祭「あおば大感謝祭2017」で予定しています。

 また、4地区で栽培された「業務用米」は、『つくばSD2号』と『ゆうだい21』で、特に『つくばSD2号』はコシヒカリ以上の収量性と耐倒伏性が特徴です。こちらは平成30年度からの本格作付が開始され、コンビニ等の主食用米として利用されます。

2017年10月19日木曜日

『あおば』を召し上がれ おわら風の盆で販売

 八尾町伝統行事「おわら風の盆(9/1〜9/3)」の開催に併せ、営農経済部とJAあおば加工ネットによる特産品販売がJAあおば本店前と曳山会館前で行われました。

 会場に設置されたテントでは、営農経済部より、平成29年産「てんたかく」のほか、富山の海洋深層水を使ったミネラル栽培米や今年の新商品しょうがカレー等の特産加工品を販売。加工ネットではモロヘイヤうどんやいちじくジャムなど、4地区から各々の特色ある特産品をアピール。期間中は夜遅くまで賑わいを見せていました。

「てんたかく」初検査 全量1等に

 平成29年産米の初検査が9月1日(金)に八尾農業倉庫で行われ、農産物検査員があおば米を検査し、全量を1等に格付けしました。

 今回検査されたのは、8月27日(日)に収穫された早生品種「てんたかく」25袋で、同JAの検査員が玄米の大きさや重さ、水分量等を検査し、相対的な品質は平年並みという結果となりました。また、今年はカメムシ類の大量発生で着色粒被害が懸念されましたが、緊急防除特報や対策の徹底で、被害粒は平年よりやや少なめに留まりました。

2017年10月13日金曜日

新米祭りにあおばのじんちゃん登場!

 JAあおばのマスコット『あおばのじんちゃん』が、農産物直売所「あおばの里みのり館」「あおばの里ほほえみ館」で9、10日両日に行われた、「あおば舞」新米祭りに登場しました。
 新米祭りでは、特設コーナーでJAあおば平成29年産米「あおば舞」とミネラル栽培米「てんたかく」を販売。また、直売所前では『あおばのじんちゃん』が初登場。記念撮影や特製うちわの配布を行い、お客様へ愛嬌をふりまきました。

 『あおばのじんちゃん』は今後のイベントにも登場予定。見かけた方は是非触れ合ってみて下さい。

大麦推進会議 安全な農作業を呼びかけ

 JAあおば大麦生産推進会議が8月30日(水)に婦中営農経済センターで開かれ、生産者約30名が参加しました。
 県農林振興センターの齊藤祐三子班長より、29年産大麦の総括を踏まえた要点解説を実施。30年度は播種期の厳守と排水対策と除草の徹底を目指します。

 また、同センターの林豊治副主幹普及指導員からは、農作業の安全対策講義が行われ、「農作業事故は様々な要因が重なって起こる。『安全は全てに優先する』という意識を皆で共有してほしい」と呼びかけました。

2017年9月28日木曜日

皆様のお米、分析してみませんか?

 今年度から導入された食味計の良食味米育成システム説明会が8月25日(金)に八尾農業倉庫で行われ、関係者及び営農相談員が参加しました。
 食味計は、あおば米の更なる品質・食味向上を目指し、良食味米の生産推進と食味データに基づく営農指導のため導入されたもので、「食味分析機」と「穀粒判別機」を用いた検査により食味成分や外観品質の数値化が可能です。

 JAあおばでの食味分析受付は10月1日(日)から各営農センターと八尾農業倉庫で開始しています。是非ご利用下さい。

いよいよ始まる業務用米 「あおば米」の一員へ

 JAあおばは業務用米生産推進大会を8月24日(木)に八尾コミュニティーセンターで開き、生産者217名に向けて、業務用米の講習と栽培研修が行われました。
 杉林啓一組合長が「業務用米の5年後10年後に向けた契約栽培の基盤を固めるためにはこの1、2年が鍵。主要品目のコシヒカリと業務用米の両面からあおば米生産体制の確立を目指す」と挨拶。講習では株式会社むらせ 佐々木寿生さんが家庭用米と業務用米との需要ギャップについて、実需側から見た動向を解説しました。研修では住友化学株式会社の担当者からMiRISE事業の概要と「つくばSD2号」の高収量栽培についての説明が行われました。

 大会後はJAあおばより、富山県新品種『富富富』の取り組み方針と栽培基準の概要についての要点が解説されました。

2017年9月21日木曜日

とっても甘いすいか祭り、重さはいくら?

 「あおばの里 ほほえみ館」はすいか祭りを8月5日(土)に直売所前で開催し、各品種の大小いろいろのすいかが販売されました。

 今回販売されたのは、金田農園㈱で採れた糖度13度以上の非常に甘くてみずみずしいすいかで、品種は『紅まくら』『かがやき』『夏武輝』『サマーオレンジ』の4種類。また、会場では焼きそば屋台のほか、館内ではすいかの重さ当てクイズが行われ、正解者にはクイズに使われたすいかがプレゼントされました。

採れたて野菜でおわら館三周年を祝う

 JAあおば農産物直売会 八尾支部は8月3日(木)にAコープウインズ内「あおばの里 おわら館」のリニューアル3周年を記念し、特設コーナーで生産者との対面販売を行いました。

 今回の目玉は先着100名様限定のすいかの大安売りと夏野菜の漬物の試食会。特にすいかは開始1時間で完売し、大盛況でした。店内に作られた特設コーナーではあおば管内で採れた新鮮野菜が並ぶ中、八尾地区の生産者が直接売り場に立ち採れたて野菜のPRを行いました。

2017年9月14日木曜日

あおば米試験ほ場で紋枯病・斑点米調査

 あおば管内にある8ヵ所の水稲試験ほ場で、紋枯病及びカメムシ斑点米調査が、7月の出穂期に合わせて各地区で実施されました。
 JAあおばでは、増加する紋枯病や斑点米の防除に有効な農薬を比較調査するため、県農林振興センター、全農とやま、JAあおばが合同で実地試験を行っています。

 今年度は7月26日(水)から試験ほ場で紋枯病の目視調査と、カメムシの掬い取り及び成熟期の斑点米を調査し、試験農薬の施用で病害虫被害が例年より減少しているかを調べ、来年度以降の施用農薬の変更を検討します。

2017年9月7日木曜日

土づくりマスターから良い土づくりを学ぼう

 JAあおばは平成29年度 営農教室を8月7日(月)に八尾コミュニティーセンターで開き、土づくりに必要な要素について講習が行われました。

 藤井儀隆専務の挨拶の後、土づくり講習を開始。サンアグロ㈱の「土づくりマスター」武藤寛さんが、窒素などの三大要素等の不足で起こる作物の欠乏症を防ぐため、物理性、生物性、化学性バランスのある良い土づくりの必要性を解説。講習後は吉沢匠営農課係長より、富山市場で需要が伸びているズッキーニやカブの人気品種が紹介されました。

お盆の小菊出荷へ、梅雨明けの暑さを乗り切る

 JAあおば花き出荷組合は、小菊の目揃え会を7月19日(水)に行い、各地区の小菊生産者へ出荷規格の確認と出荷順の打ち合わせを行いました。今年は約23,200本の出荷を予定しています。

 目揃え会は毎年出荷が増えるお盆前に行っており、森澤正敏組合長と㈱富山中央花き園芸 長尾崇樹さんより、小菊出荷規格と切り前の確認が行われた後、県農林振興センターの古川静子普及指導員から、小菊生育状況の報告と初夏の温度管理と排水対策の徹底が呼びかけられました。

2017年8月30日水曜日

あおば米のさらなる品質向上を目指して

 JAあおばはあおば米生産推進大会を7月21日(金)に八尾コミュニティーセンターで開催し、参加した約200名の生産者へ、これからのあおば米の取り組みと近年の米穀販売需給情勢について説明を行いました。

 杉林啓一組合長は「米の新品種は各県でも取り組んで産地間競争が激しい分野。JAをあげてさらなる品質向上を目指し努力していく」と挨拶。その後、今年の水稲生育状況及び近年の新品種を取りまく米穀販売情勢の概況の説明が行われました。

あおば主要作物化に向けた播種研修会

 JAあおばにんじん出荷組合は「夏播きにんじん播種研修会」を7月20日(木)に開き、にんじん生産者約20名へ、講義と実地研修を通じて播種時の注意点を解説しました。
 研修会では県農林振興センター 澤田耕一普及指導員から栽培種子と栽培工程について説明等が行われ、実地研修では(農)ふかだんのほ場でヰセキ農機㈱ 豊岡達也さんより、トラクタ用播種機使用時の注意点の説明と、ほ場を使った耕耘と播種の実演が行われ、参加者は機器の取扱いや管理について熱心に質問をしていました。

 舟津克彦営農課長は「にんじんはJAあおばの最重点品目。米以外の経営の柱を作り、皆様の経営を安定できる品目のひとつになるよう尽力する」とJAあおばの方針を話しました。

2017年8月24日木曜日

あおば役員が試験栽培米を視察

 JAあおばは、管内ほ場視察を7月12日(水)に行い、非常勤役員を含めた役員が、現在あおばで取り組んでいる試験栽培米のほ場を視察しました。
 現在あおばでは、業務用米3品種と新品種「富富富」、早期栽培米「てんたかく」の試験栽培を行っています。県農林振興センターの齊藤祐三子班長の生育状況報告の後、あおば管内の8つのほ場の見学が行われました。

 今年は5、6月の気温が低かったため、生育が遅れるとの予想でしたが、7月の急激な気温上昇で生育は例年通りになる見込みです。

2017年8月10日木曜日

トウキを使った薬用パンを試食

 JAあおばは、薬用作物栽培技術確立プロジェクトチームが主催した薬用作物生産拡大研修会に7月10日(月)に参加し、参加者はほ場見学や薬用作物の今後の動向についての講習を受けました。

 この研修会は、水田フル活用や中山間地域活性化の一環としてシャクヤク等の薬用作物の振興が目的です。現地研修では、婦中地区の富山薬草生産組合のほ場を見学し、婦中営農経済センターでの室内研修では、薬用作物の動向が解説されたほか、トウキを使ったパン等の加工品の試食会が行われました。

2017年8月3日木曜日

夏に向けた対策・防除を しょうが栽培研修会

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは、栽培講習と実地研修会を7月7日(金)に本店で開催し、参加者は、夏に向けた乾燥対策や病害虫の防除について説明を受けました。
 今年は降水量が少なく、昨年と比べ生育に若干の遅れが出ています。講習会では、生育状況の報告の後、県農林振興センターの沢田耕一普及指導員から、今後の生育期に向けた土寄せや追肥の説明、アワノメイガ等の病害虫対策の講習を行い、参加者へ日頃からの畑の見回りの徹底を呼びかけました。

 講習後は松原地区のほ場での実地研修を行い、管理の実演や病害虫被害箇所の説明に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

えごま定植機の本格導入

 JAあおばは、えごま苗の定植をあおば管内の各地区で開始し、大山地区では7月7日(金)からえごま定植機による定植作業が行われました。
 富山市やあおば管内特産物のえごまは、これまで手作業が多く、栽培面積の拡大が課題でした。今回使われたえごま定植機は、昨年より定植作業の効率化を目指した栽培試験で使用されていたもので、今年から本格的に導入されたものです。

 大山地区で定植されたえごまの作付面積は160・5アール。平成30年のえごま出荷組合設立に向け、更なる生産を目指します。

2017年7月27日木曜日

今年も大盛況 らっきょう直売会

 JAあおばは「らっきょう直売会」を7月1日(土)にJAあおば直売所「みのり館」横で行い、らっきょうとらっきょう酢を求めて多くのお客様が来店しました。
 午前9時から始まった直売会には、開始前から長蛇の列ができ、当日に用意された400袋(3kg入)は全て売り切れるほどの大盛況でした。

 今年のらっきょうは降水量が少なかったため小ぶりですが、味は良好でシャキシャキした歯ごたえが楽しめます。

安全に農作業をしよう 米栽培・安全運転講習会

 JAあおばは栽培講習会及び安全運転講習会を6月17日(土)に、八尾農業倉庫で開催した農機展示会内のブースで行いました。講師の皆さんより、参加者に向けて米の栽培に関する注意点や農作業機械の安全な利用の呼び掛けがありました。
 会場内外ではトラクターなど様々な農機を展示。また、講習会では、来年度より始まる業務用米や新品種「富富富」の栽培についての栽培講習のほか、今回初の試みとして、㈱東芝の古嶋さんによる、草刈り機などで起こる農作業事故を防止するための安全運転講習が行われました。

 杉林啓一組合長は「これからの米の政策に対し、業務用米・新品種・コシヒカリを絡めた生産体制を作っていきたい」と今後の方針を述べました。

2017年7月20日木曜日

頭を使いながら+10分の運動を 女性部「歩こう会」開催

 JAあおば女性部は6月8日(木)、富山市八木山のアイザックスポーツドームで第2回「歩こう会」を開催し、女性部員と生活指導員38名が参加しました。
 この活動は健康寿命100歳プロジェクトの一つで、富山短期大学小川耕平健康運動指導士を招き、ウォーミングアップとウォーキングを実施しました。身体を動かす時は頭を使いながら動かすことや、正しい姿勢での運動を解説。日常生活で10分多く身体を動かす「プラステン」の実践を呼びかけました。

 参加者は「皆と一緒だと体を動かすことも楽しい」と話しました。

全自動播種機による苗作り試験とえごま直播作業開始

 JAあおばは6月9日(金)より、各地区のほ場及び大沢野育苗センターで、えごまの播種作業を開始しました。
 各地区のほ場では、去年に引き続きマルチ播種機を用いた直播栽培を行い、生育状況を確認しつつマルチ使用による除草作業効率を調査します。また、今年度からは大沢野育苗センターで、全自動播種機を使用した移植栽培用苗の播種を開始。7月上旬の定植を予定しています。

 今後は10月の収穫に向け灌水作業等を実施し、生育手順・生産出荷体制の確立を目指します。

2017年7月4日火曜日

「あおばの里 ほほえみ館」 3周年記念イベント

 JAあおばの農産物直売所「あおばの里 ほほえみ館」は、6月17日(土)18日(日)にオープン3周年記念イベントを開催しました。
 会場では、午前9時の開店と同時に多くのお客様が来場され、新鮮野菜や当日限定の加工品を購入していました。

 店内では、厚生産業による漬物の試食会や、ヤマザキショップのパンの限定販売を実施。屋外では麦とろ麺の数量限定販売や、直売会の生産者によるしょうがやえごまを使った加工品、焼きとうもろこしなどの販売が行われ、コンバインや田植機の試乗会も好評でした。

平成30年の本格的作付に向けて 新品種「富富富」栽培試験開始

 JAあおばは5月10日、婦中地区の大塚潔さんが保有する婦中町下条の試験栽培用ほ場で富山米新品種「富富富」の田植えを実施しました。この試験は、平成30年のデビューに向けて、基肥や穂肥を異なる施肥方法で実証し、最適な栽培基準のデータ調査を行うことが目的です。

 富山農林振興センター齊藤祐三子班長は「生産者の皆様、JAあおばの皆様と協力して今年度はデータを収集し、平成30年からの本格作付に向けて努力したい。」と挨拶しました。

2017年6月29日木曜日

田植えの大変さと楽しさを知る 親子田植え体験ツアー

 JAあおばは5月13日(土)、(農)ファーム千里のほ場で親子15家族が田植え体験を行いました。
 この体験ツアーは、イズミヤ㈱と㈱阪急オアシス、全農パールライス㈱の三社が、子供たちに田植えの楽しさを知ってもらうため企画したものです。今回手植えを行ったコシヒカリはおよそ5アールで、参加した子供たちは「大変だったけど、楽しかった」と笑顔で答えてくれました。

 (農)ファーム千里の藤井儀隆組合長は「今日の思い出が皆様にとって心に残るように楽しんでほしい」と挨拶しました。

大麦初検査実施 全量が一等に格付け

 JAあおば管内で栽培された大麦の初検査が6月14日(水)に、婦中農業倉庫で行われ、検査された60トン全量が一等に格付けされました。
 収穫に先立ち、大麦収穫日程調整会議が5月24日(水)に実施され、地区ごとのほ場を振興センターの指導の下、営農指導員と生産者で巡回し刈取り適期の確認を行いました。管内の大麦栽培面積は前年比19㌶増の215㌶で、収穫は5月27日より開始。今年は登熟期間及び、収穫期が天候に恵まれ、収穫適期内に順調に収穫されました。

 JAの農産物検査員が普通小粒大麦「ファイバースノウ」の粒の大きさや形、容積重等を調べ、JAと富山農林振興センター職員により今年の品質概況と生育状況を説明しました。今年度の品質は前年よりやや良好で、“平年並み”の評価となっています。

2017年6月21日水曜日

JA共済富山県推進大会 若松さんが新人LA賞を受賞

 全共連は4月26日(水)に、農協会館でJA共済富山県推進大会を開催し、平成28年度優績表彰式 富山県LA表彰にて、婦中支店の若松勇希さんが、新人LA賞を含む3つの賞を受賞しました。
 新人LA賞は、LAに任命されて1年目で、既定の推進ポイントの水準を満たした方を対象とするもので、県内2位を受賞しました。若松さんが受賞した賞は次の通り。
◎新人LA賞
 専任の部=第2位
◎医療系共済部門大賞
 専任の部=第3位
◎共済外務

 専任の部=敢闘賞

安定した出荷先の提供を目指す 軟弱野菜出荷組合通常総会

 JAあおば軟弱野菜出荷組合は4月25日(火)、本店で通常総会を開催しました。
 総会では、平成28年度事業・監査報告、平成29年度の事業計画を含む全議案が承認され、総会後は富山農林振興センター沢田耕一普及指導員による研修会が行われました。

 来賓の富山中央青果の野尻幸二さんは「近年は地場物野菜の需要が高く、量販店でも評価が見直されている。今後も生産者に軟弱野菜の需要がある売り先を紹介していくので、安定した出荷量を提供してほしい」と挨拶されました。

2017年6月7日水曜日

収量・品質の向上のため、排水対策の徹底を 大豆栽培研修会・農機実演会

 JAあおばは4月22日(土)、本店で大豆栽培研修会及び農機実演会を開催しました。
 研修会では富山農林振興センター 齊藤祐三子班長による前年度の大豆生育概況及び今年度の重点対策と、㈱ヰセキ北陸 中田雅俊さんの排水対策講義を実施し、研修後は(農)ファーム高善寺の圃場で農機の実演会が行われました。

 舟津克彦営農課長は「大豆生産者の所得増加に向け、一層努力していく」と挨拶。今年度は前年度に多発した排水対策不足による被害粒を減らし、収量・品質の向上を重点目標とします。

みのり館3周年記念感謝祭 つきたての草もち無料配布

 JAあおばの農産物直売所「あおばの里みのり館」は今年で改装3周年を迎え、4月15日(土)〜16日(日)に記念感謝祭を行いました。
 当日は午前の部でつきたての草もち、午後の部でははとむぎ豆乳の無料配布を実施しました。草もちは250個を用意しましたが、午前中にはほとんどを配り終える程、店内は多くのお客様で賑わっていました。
 JAあおばの直売所では、JAカードで支払いをすると、全商品が5%引きになります(※)。入会希望の方はお気軽にお近くのJA支店窓口にてお申込み下さい。

※ご利用代金請求の際、5%差引額での請求になります

2017年5月24日水曜日

自動走行の性能を体感 自動操舵実演体験会

 4月14日(金)に富山市馬瀬口圃場で開催された、ヤンマーによるGPSを利用した自動操舵実演体験会において、県内JAや関係者など、約50名が代かきの自動作業を体験しました。
 このシステムは、耕運機の天井部に装備されたGPSを基に田の規模を学習させることにより、高い精度での自動作業を実現したもので、設定したコースを自動で走行することが可能です。

 参加者はメーカーによる説明を聞きながら、実際に代かき作業中の耕運機へ試乗し、性能を体感していました。

しょうが作りの輪を広げたい しょうが栽培研修会

 JAあおばジンジャーガールズ&ボーイズは4月13日(木)、本店でしょうが栽培研修会・入会説明会を行い、会員78名が参加しました。
 浅地忠彦会長は「28年度のしょうがは、前年度の倍の収量となった。今年も生産・消費は勿論、会員皆で楽しみながら栽培し、しょうが作りの輪を広げたい」と挨拶。研修会では、富山農林振興センター沢田耕一普及指導員による催芽から収穫までの基礎的な講習を行いました。

 杉林啓一組合長は「しょうがの販売を促進すべく、現在新たな商品開発を行っている」と方針を語りました。

目で見て学び、より良い品質を JAあおばシャクヤク目揃会

 JAあおば花き出荷組合は5月8日(月)に、大沢野花き集荷場でシャクヤクの目揃会を行い、生産者約30名が参加しました。
 富山農林振興センター普及指導員 古川静子係長がシャクヤクの管理や出荷の事前作業を説明し、続いて森澤正敏組合長と富山中央花き園芸の浦崎正樹主任が、切り前(つぼみの状態等)の出荷基準を生産者へ解説。目揃会後は、箱詰めされた9種類810本のシャクヤクを、生産者自らが市場へ出荷しました。また、今年度生産のシャクヤクを広報の一環として富山県、富山市へ贈呈しました。

 森澤組合長は「シャクヤクは切り前が一番難しい。目揃会を通して実際に目で見て学んでもらい、今後も良いものを出荷してほしい」と挨拶。組合内の生産農家は現在も増加しており、今年度は2万本以上の出荷を見込んでいます。

2017年5月18日木曜日

防疫意識向上を呼び掛ける JAあおば畜産協議会総会

 JAあおば畜産協議会は4月3日(月)に、本店にて総会を開催し、関係者24名が参加しました。

 此口幸二会長は「これから作業が本格化していくが、協議会での情報交換を通じて今後も安心・安全な畜産物の生産を徹底してもらいたい」と挨拶。総会では平成28年度事業報告、及び決算報告、平成29年度事業計画及び収支予算等、全議案が承認されました。今年度も、引き続き家畜伝染病予防運動を中心に活動を行い、会員へ更なる防疫意識向上を呼び掛け、協議会の発展を目指します。

農業収入の増大を目指す 大沢野・細入地域園芸振興推進協議会総会

 大沢野・細入地域園芸振興推進協議会は4月5日(水)、大沢野営農経済センターで総会を開催しました。
 中島亘会長の挨拶の後全議案が承認され、役員改選により次の役員が選任されました。▽副会長=浅畑義仁▽会計=森澤正敏▽監事=野口章夫、田林稔(敬称略)

 中島会長は「今後も栽培を通じて生産者や作付面積の拡大を進め、消費者に安心・安全な農産物を提供しながら、農業収入の増大を目指したい」と意気込みを語りました。今年度はいちじく及びぎんなんの生産拡大を目指し活動を行います。